大野地区での取り組み

周囲に九州百名山に選ばれた大箆柄(おおのがら)岳を擁する高隈連山、霧島錦江湾国立公園に指定された高峠つつじヶ丘公園、大隅半島一の大きさをほこる大隅湖、沢登りの上級コースとして近年ではキャニオニングができる沢として知られている猿ヶ城渓谷など自然豊かな地区です。

また、うのばいでは地元住民だけでなく、隣接している鹿児島大学農学部附属演習林と協力して様々な取り組みを行っています。

大野原いきいき祭り

うのばいでは毎年12月に大野原いきいき祭りと題して県内一小さな物産展と称して2010年より開催しています。この日は大野地区の特産品である「つらさげ芋」の解禁日でもあることから、第2回のいきいき祭りでは3500人近いお客さんが来場し売り切れ続出となりました。この物産展ではつらさげ芋の焼き芋はもちろんのこと、がねやいもりこ(サツマイモチップス)、プリンなどの加工品、地元産の野菜などが販売されています。

地域づくり

大野地区では平成28年度に農林水産祭むらづくり部門で内閣総理大臣賞を受賞しました。この賞は今までの大野地区の官民一体で地域づくりに取り組んだことや地域住民だけでなく鹿児島大学など多くの団体と協働して活動を続けていることやいきいき祭りなどの新しい取り組みを行っていることが評価されました。

散策ツアー

大野地区では、地区の有り余る魅力を伝える一環として集落内の散策ツアーを実施しています。春は岩ツツジ、夏はアジサイ、秋はサツマイモの収穫風景、冬は雪景色・・・など四季折々の風景や自然とともに生きる住民のありのままの姿を見ることができます。もちろん、目で地域を楽しむだけでなく大野地区の特産品を舌で味わっていただけます。